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2011/03/27/Sun
地震後、数日してから4月の芝居の稽古も再開してまして、稽古場に通う日々を過ごしております。
公演中止という案も、もちろん浮上したのですが、話し合いの結果、現段階では上演するという前提で我々俳優陣は稽古してます。
公演中止のカンパニーも多いですし、この時期に劇場で公演を打つ事に対して、賛否両論になるのは当然の議論だと思います。
…が、しかし!?今、「本当に大切なものは何か?」を問うた時、大切なものが詰まったこの作品を届けずにはいられない。
敢えて、こういう有事だから、はっきり言います!!
個人的でノスタルジックな、なんの痛みもない作品は、今はいらない…
ま、「いらない」は言いすぎですね。
私が今、そういう作品には関心がないということです。
ある意味で、図らずも「天国への2枚の切符」はタイムリーな作品との出会いに、結果的にはなったような気がしています。
私の演劇の先生が、「生・老・病・死」の問題を作品を通して、常に考えて行きたい。
と、かつて仰っていました。
「生きる」ということ、「人生」ということ、そして「演劇」ということを、日々考えながら稽古場へ通っています。
もちろん、そんな重苦しい作品ではないし、フランスの作品だから?!独特の「笑い」に包まれた暖かい作品です。
そもそも、アレーグルの作品は、とても詩的で面白いが、いざ演じる側にとっては難しいことも多い…(>_<)
しかし、それは俳優として非常に挑戦し甲斐のあることだし、
その軽やかさの向こう側にある、大切なメッセージを届けられるものにしたいと思ってます。
稽古を続けていく中で、「今、これは本当にやるべきことなのか?」「芝居の稽古なんて、やってていいのか?」と、思ったこともありました。
しかし、今はブレません!!
この作品を届けることに全力を注ぎます。
私に出来ること…
「演劇」「節電」「募金」「私らしく生きていくこと」…。
元気を貰った分、元気を届けられますように♪
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